2026年10月– date –
-
楽典・コード・音楽の基礎
音楽のリズムとは「時間に形を与える仕組み」|拍・拍子・グルーヴまで8項目で整理
「リズム感がないね」と言われた経験があると、リズムは生まれつきの才能で、あとから身につけられないもののように感じてしまいます。メトロノームに合わせて弾いているつもりなのにズレる、楽譜の音の長さは読めているのに演奏が固く聞こえる——大人にな... -
楽典・コード・音楽の基礎
ハ長調の音階は白鍵7つで完結する|全全半の規則が12の調すべてを説明できる理由
ピアノの前に座って「ドレミファソラシド」と弾く。おそらく誰もが最初に覚える動きですが、ここで「なぜこの並びなの?」と聞かれると、手が止まる人がほとんどではないでしょうか。白鍵を左から順に押しただけなのに、なぜか明るく、最後のドで気持ちよ... -
曲と楽譜・難易度
ラフマニノフ前奏曲は24曲で24調を1周する|「鐘」Op.3-2から上級までの地図
「ラフマニノフの前奏曲」と聞いて頭に鳴るのは、ほとんどの場合あの1曲ではないでしょうか。低音の重い打ち込みから始まり、鐘が鳴り響くように音が広がっていく嬰ハ短調の作品です。ところが前奏曲は、その1曲では終わりません。Op.3-2のほかにOp.23の10... -
ピアノ選びと維持
電子ピアノのコスパ最強は価格では決まらない|鍵盤方式と同時発音数で読み解く5モデル
電子ピアノを探して検索すると、「コスパがいい」という言葉が並んだ比較記事がいくつも出てきます。ところが実際に楽器店の売り場に立つと、価格が倍近く違うモデルが同じ88鍵で並んでいて、見た目ではどこに差があるのか分かりません。音色数を比べると... -
作曲家とクラシックの知識
ベートーヴェン #運命 解説|最初の音は休符という事実と4楽章を貫く動機の設計
「ジャジャジャジャーン」。この4つの音だけで曲名が浮かぶ作品は、クラシック音楽全体を見てもそう多くありません。ところが、いざ解説を読もうとすると「ソナタ形式」「提示部」「動機」といった言葉が並び、結局この曲の何がそんなに特別なのかがつかめ... -
ピアノ選びと維持
電子ピアノ88鍵盤で安いのは約30,000円から|同時発音数64音と192音の境目
「88鍵あって、ハンマーアクションで、できるだけ安いもの」。電子ピアノを探し始めた人がまず立てる条件は、だいたいこの3つに集約されます。ところが検索してみると、同じ「88鍵・3万円前後」の棚に、鍵盤の中身がまったく違う機種が並んでいます。片方... -
楽典・コード・音楽の基礎
音符種類名前は「全音符を割る」だけで決まる|128分音符まで名前と長さがそろう仕組み
楽譜を開いて、黒い丸に棒がついた音符、白い丸だけの音符、旗が2本ついた音符が並んでいる。それぞれに名前があるのは分かるけれど、どれがどの名前で、どれが長いのかが結びつかない——独学で譜読みを始めた人がいちばん早い段階でつまずくのが、この「音... -
曲と楽譜・難易度
ジムノペディはピアノ中級C|3分30秒の曲を難しくしている左手のジャンプと弱音の正体
楽譜を開いた瞬間、「これなら弾けそう」と感じる曲があります。ジムノペディ第1番は、その代表格です。音符の数が少なく、速いパッセージもなく、ページは白い。ところが実際に音を出してみると、左手が跳ぶたびに音が乱れ、静かに弾こうとすると今度は音... -
楽典・コード・音楽の基礎
c/gコードはCメジャーの第2転回形|ベース音がGに変わるだけで響きが変わる理由
コード譜をたどっていて、突然あらわれる「C/G」。スラッシュを見た瞬間に手が止まり、Cを弾けばいいのか、Gを弾けばいいのか、それとも両方鳴らすのか分からなくなる——独学でコードを追いかけていると、たいていの人が一度はここで詰まります。 結論から... -
作曲家とクラシックの知識
バッハかつらの正体は馬毛の「スクエアウィッグ」|白い粉の中身と地毛を剃った理由
音楽室に貼られたバッハの肖像画。あの、耳の横にふくらんだ白いかたまりを見て「これは髪なのか、かぶり物なのか」と一度は気になったはずです。子どもから「バッハさんの頭、なんで白いの?」と聞かれて答えに詰まった、という声も少なくありません。 結...